空き家とは
総務省住宅・土地統計調査では、「空き家」を次の4つに分類しています。
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1.二次的住宅
別荘(週末や休暇時に避暑・避寒・保養などの目的で使用される住宅で,ふだんは人が住んでいない住宅)及び、ふだん住んでいる住宅とは別に,残業で遅くなったときに寝泊まりするなど,たまに寝泊まりしている人がいる住宅
2.賃貸用の住宅
新築・中古を問わず,賃貸のために空き家になっている住宅
3.売却用の住宅
新築・中古を問わず,売却のために空き家になっている住宅
4.その他の住宅
上記以外の人が住んでいない住宅で,例えば,転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など(注:空き家の区分の判断が困難な住宅を含む)
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空き家が問題化するのは、長期にわたり放置され、管理がされていない場合です。相続放棄されたものや所有者不明のものはこのような状況になりやすく、そのため、「4.その他の住宅」は注意が必要です。